―入社のきっかけを教えてください。

前職は今と同じ大型車を運転し、活魚を運んでいました。勤務体制がバラバラで不定休だったこともあり、結婚を機に転職を決めました。そんな時、当社に勤めていた知人の紹介で入社し１０年になります。

―大型車の運転ということでは共通ですね。業務の違いはありますか？

活魚の運送では荷下ろしもしなければならず、力仕事な一面もありました。今は、建設関係なので荷下ろしなどは重機が行い、私は運転に集中できます。そのせいといってはなんですが、ちょっと太りました…(笑)

―勤続10年はベテランだと思いますが、一人前になるのにどのくらいかかるものですか？

現場でウロウロしていたのがスムーズになってくるのは5年程でしょうか。一番は「場数を踏むこと」です。体で覚えて感覚を掴むイメージ。私は、運転だけでいうともう30年くらいしているのでベテランかもしれません。しかし、入社した当時は色々覚えることも多くて、スムーズな車両移動ができず大変でした。雨の日の現場ではタイヤがつるっといっちゃうこともあるので、様々な現場をたくさん経験することで自信にも繋がってきます。

―実践って重要ですね。この仕事の喜びってどんなことですか？

指名いただけたときはとても嬉しいです。基本的にお客様とは挨拶だけなことが大半です。それでも私を覚えてくださって、「またよろしくね！」と言ってもらい、ご指名をいただけると、この仕事をやっていて良かったと心から思えます。

―指名ってすごい！北方さんの人柄の良さはちょっとお話しただけでも伝わってきます。プライベートのお話も伺いたいです。お休みの日はどう過ごされていますか？

こんなこと話していいのか…40歳を超えたくらいから疲れが残るようになり、まだ日が高いうちから一杯、ということもちらほら（笑）。釣りも行きますね。職場の仲間や子どもたちと。ただ、子どもたちと行くと、自分の釣りどころではなくて子どもの釣りの世話で終わりますが…

―人の良い北方さんらしいです。最後に、北方さんが仕事をする上で大切にしていることはありますか？

当社は、身だしなみや清掃なども重要と捉えている会社なので、本当に学ぶことが多いです。そうして習ってきたことは、下の人にしっかり伝えていきたいと思っています。中には、自分より年下だけどキャリアが上の人もいます。立場はいろいろありますが、年上だから年下だから経験があるからといったことで態度を変えず、どんな人にも笑顔で平等に接することを心がけています。